エアコンをよく使う夏場、カビ対策、原因、掃除は?エアコン掃除業者の相場料金は?
エアコン内部にカビが発生する原因から、エアコン業者の料金相場まで紹介します。
Index
●何故エアコン掃除が必要?
●エアコンのカビの原因
●エアコンのカビの健康被害
●エアコンの3つの掃除箇所
●エアコンのカビ掃除で準備する道具7つ
●エアコン掃除を業者に頼んだ場合の相場料金
●まとめ
何故エアコン掃除が必要?
エアコンをつけたら、何だか変なニオイがしてくるってことありませんか?エアコンをつけるとクシャミが出たり、体がかゆくなったり、風邪かな?花粉症かな?って思うことがある。そんな時はエアコンの中にカビが生えているかもしれません。
最近はお掃除自動エアコンという売りの物もありますが、中身の「フィン」と「ファン」はいつの間にかカビだらけということも…。
そう!エアコン掃除が必要な原因はズバリ、カビ!!
我が家のエアコンも掃除機能付きですが、カビはいつの間にか生えてました(;^_^A
カビ胞子入りの空気を吸わないためにも、エアコンを徹底的に掃除しましょう。
そうです!エアコン掃除は「フィルター」だけでは完璧ではないのです。エアコンの掃除のポイントは「フィルター」と「フィン(熱交換器)」と「ファン」。「フィルター」だけでは、エアコンのホコリやカビは取り切れていません。
エアコンは定期的にお手入れをしないと我が家のエアコンのように、カビの温床となってしまうことも珍しくありません。
そのまま使い続けると、カビ菌を室内にまき散らすことになり、病気やアレルギーなどの原因となってしまう可能性もあります。今回は、そんなエアコンのカビ対策を解説します。
エアコンにカビが生える原因
エアコンは外に出しているわけでもないし部屋の上の方にあるのに、なぜホコリがたまるのでしょうか?
そして、なぜカビが発生するのでしょうか?
エアコンは、部屋の中の空気を吸い込んで、吸った空気を温めたり冷やしたりするシステムになっています。エアコンの中に空気だけを吸い込めば良いのですが、どうしても部屋の中のホコリやゴミも吸い取ってしまいます。そのゴミやホコリがカビの元になるのです。
カビが生える条件その1:気温
特に注意が必要なのが、エアコン以外の場所でもカビが発生しやすい梅雨から夏にかけて。エアコンまわりもカビが好む気温20~30℃で湿度も高くなりやすい時期です。
また、エアコンまわりは冬場でも、暖房運転で20℃以上になることも多いです。
カビが生える条件その2:湿度
冷房運転を行うと、エアコン内部のフィンによって取り込んだ空気が冷やされ、エアコンから冷気が排出され、結露が発生しやすい状態になりエアコン内の湿度が上がります。
反対に、暖房運転時はエアコン内の結露は起こりにくく乾燥するケースが多いです。
ただし、冬場、窓が結露するのと同じ原理で、室内、室外の温度差によってエアコン内部に水分が発生することあります。この場合は、暖房でも湿度に注意する必要があります。
カビが生える条件その3:ホコリ、汚れ
エアコンは室内の空気を吸い込み、温度調整した空気を吐き出す仕組みになっているため、部屋の中のホコリや、料理中に発生した油分を含んだ湯気などがエアコン内に吸い込まれます。
そうしてたまったホコリに、油分や水分が合わさることでカビ菌が繁殖してしまうのです。
エアコンのカビによる健康被害
エアコンにカビが生えたまま使用を続けると、使用のたびにカビの胞子を部屋中にまき散らすことになってしまいます。カビの胞子を大量に吸い込んでしまうと、以下のような病気になる可能性があります。
•ぜんそく
•肺炎
•アレルギー性鼻炎
•アトピー性皮膚炎などの皮膚の異常
特に多いのが、せきを伴う夏型肺炎です。肺炎の症状はせきや頭痛、発熱なので夏風邪だと思い込んでしまう方も多いようです。「風邪薬が効かず、長い間、たんが絡んだせきに悩んでいて、原因を探ってみたらエアコンのカビによる肺炎だった」というケースも少なくありません。
小さな子どもがいるご家庭ではさらに注意が必要です。赤ちゃんや幼児は免疫力が低いため、大人よりカビの影響を受けやすく、病気の発症率が高いのです。また、幼少時にアトピーやぜんそくになってしまうと、大人になってからも症状を引きずる可能性が。子どもがいる家庭では、特にエアコンを清潔にしておく必要があります。
エアコンの3つの掃除箇所
エアコンを掃除する時、普段はフィルターのお掃除がメインだと思います。しかし、フィルターの掃除だけでは完璧ではありません。「フィン(熱交換器)」と「ファン」の掃除もしないと、エアコンのホコリやカビは取り切れていません。
①フィルター
フィルターは、部屋の中の空気を取り込んで、エアコンの中に入れる部分です。
部屋の中のホコリやゴミをエアコンの中に入れてしまわないようにするのが、フィルターの役割です。
②フィン(熱交換器)
フィンの部分で空気を暖かくしたり冷やしたりしています。アルミの板がたくさんならんでいるので、その間にフィルターから抜けたホコリやゴミが入ります。
③ファン(クロスフローファン)
ファンは、エアコンの中で温めたり浸したりした空気を出すところです。ファンが一番カビやすい部分となっていてエアコンの奥の部分になります。
エアコンにカビが生えているかどうかの確認は、吹き出し口やフィルターに黒ずみがあるかどうかを見ます。
「カビは見えないけれど、運転時にカビ臭いにおいがする」というときは、内部のフィンやファンにカビが発生している可能性が高いので、この場合も掃除をしましょう。なお、具体的な掃除のやり方は以下の記事で解説しています。
エアコンのカビ掃除で準備する道具7つ
①フィン掃除用スプレー
ドラッグストアで販売されている、エアコンのフィン掃除用のスプレーです。エアコン洗浄スプレーといえばたいていフィン用です。フィンの間のホコリが取れれば良いので、100円ショップで販売されているエアコン用ジェットクリーナーでもかまいません。香料がついているものと、ついていないものがあるので、好みによって選んでください。
②フィンクリーナー
掃除用スプレーだけだと、ホコリが完全に落ちない場合や、薬品はあまり使用したくない方は、フィンクリーナーを使いましょう。小さなほうきのような形をしていて、数百円から2,000円程度で購入できます。
③ファン掃除用スプレー
エアコンのファンの掃除用スプレーだと、くうきれい以外はなかなか見あたりませんが、インターネットで検索すると「リンレイ換気扇レンジクリーナー」や「スクラビングバブル激泡キッチンクリーナー」といった、泡で汚れを落とすタイプの洗剤を使用して掃除しているケースも見かけます。
④綿棒
徹底的にファンを掃除したいのであれば、綿棒で羽の一つ一つを掃除していきましょう。泡のスプレーでもかなり落ちますが、ファンのつなぎ目などの端の部分のカビは頑固でなかなか取れません。泡のスプレーで掃除した後の、残った汚れ落としで使うと良いですよ。
⑤割り箸
ファンを掃除する時に、綿棒だと手が届かないことがあります。そのような場合には、割り箸に綿棒をくっつけて、長くした状態でファンを掃除しましょう。また、ファンは触るとクルクルと回転してしまうので、もう一セット割り箸を用意しておいて固定用に使うと便利ですよ。
⑥懐中電灯
ファンの掃除には、懐中電灯が欠かせません。ファンの色は大抵、黒い色をしているのと奥なので、部屋の天井の明かりだけではカビがよく見えません。小さめの懐中電灯を固定して、ファンのカビがよく見えるように照らせるようにしましょう。
⑦エアコン洗浄カバー
エアコンを掃除する時に、部屋の中に汚れた水や洗剤がポタポタ落ちないように受け止めるためのビニール袋です。大きめのゴミ袋でも代用できますが下に落ちないよう工夫しましょう。
業者によるエアコンクリーニングサービスの料金相場
業者にエアコンクリーニングを依頼する場合は、機種や業者によって異なりますが、目安の金額は以下の通りです。
• 壁掛けタイプ:9000円~1万円
• 天井埋め込みタイプ:1万6500円~1万8000円
掃除機能付きのエアコンの場合、合わせて室外機の洗浄もお願いする場合は5000円~1万円程度のオプション料金が発生します。
業者に依頼すると、エアコンの状態、機種などに関するヒアリングの後、クリーニングが行われる流れになります。このときに故障が見つかり、クリーニングではなく修理が必要になるケースもあります。
自分ではエアコンの掃除を十分にする自身が無かったら、業者に頼むのも1つの方法です。エアコンの掃除をプロの業者に頼むと、平均して1万円から2万円程度は費用がかかります。
依頼する時に気をつけてほしいのが、どこまで掃除をしてくれるか? です。フィンの掃除まででしたら、自分でも簡単に行えます。
エアコンのファンの掃除は手間のかかる仕事です。ファンもきちんと掃除してくれるのか、必ず聞くようにしましょう。
エアコンの掃除を業者に頼む場合は、7月から8月が多いようです。一番クーラーを使うので、カビで体調が悪くなったりするので業者に掃除を頼む人が増えます。夏は予約が取りにくい時期なので、春や秋といった、比較的掃除を頼む人が少ないシーズンにお願いすると良いですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?エアコンの掃除は目に見えるところだけでなく、奥の「ファン」までする必要がありますね。少し手間は掛かりますが、掃除にチャレンジしてみましょう。掃除の仕方は、詳しく別に記述していますので、のぞいて見てください。
関連記事:エアコンの掃除方法。
参考:タスクル
コメント
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