花粉症デビュー⁉症状、だるい、のど、頭痛?花粉症の時期や種類とは

健康・ヘルスケア

花粉症デビュー!?症状、だるい、のど、頭痛?花粉症の時期や種類とは

Index

・花粉症の症状とは
・花粉症の時期
 ・春先から
①スギ花粉
②ヒノキ花粉
③シラカバ花粉
④カモガヤ花粉
⑤その他
 ・夏から秋
①ブタクサ花粉
②イネ花粉
③ヨモギ花粉
④カナムグラ花粉
 ・地域ごとのピーク
・花粉症の対策
・花粉症対策の食べ物
・まとめ

花粉症の症状とは

花粉症にかかっている人は年々増えており、今や日本人の4人に1人といわれています。しかも、子どもからお年寄りまですべての年代で増えているため、「自分は花粉症ではない」と考えている人でも突然訪れることもあるのです。

★こんな症状ではありませんか?
 □くしゃみが続けて出る
 □水っぽい鼻水が出続ける
 □鼻詰まりがひどい
 □目がかゆい、充血している、涙目になっている。
 □風邪のような症状が続いてる。
 □ボーっとして体がだるい。
 □頭痛が続いている。
 □のどが痛い、違和感がある。
 □顔、首などカサカサ、かゆみ、赤み。

代表的なものはくしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、風邪の諸症状とほぼ一緒です。初めは風邪と区別が付けにくいかもしれません。ただし花粉症には目のかゆみも多く現れますので、風邪と区別する一つの目安になります。この4つの症状は、花粉症の4大症状と呼ばれることもあるそうです。花粉の種類は非常に多いですが、この4種類がほとんどです。

★花粉症と風邪の違い
花粉症と風邪の決定的な違いとして一番に確かめてほしいのが、熱があるかどうかということです。基本的には花粉症で高熱は出にくいので、熱がなければ花粉症ですし、37.5以上の熱があれば風邪を疑ったほうが良さそうです。
後、違いは鼻水の状態です。透明で、サラサラと水のような、止まらない鼻水なら花粉症。粘り気があって色がついている鼻水が風邪になります。

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花粉症の時期

★春先から
①スギ花粉

冬の寒さが一瞬緩んで暖かい日にはもうスギ花粉が飛び始めます。
スギ花粉は2月から4月にピークを迎えます。

②ヒノキ花粉

スギと飛散時期はほぼ同時期ですが、スギよりも少し遅れて3月くらいから飛散     を始めます。飛散距離が長く、広範囲に飛ぶことから花粉症を引き起こします。スギと合わせて症状を持つ方は、重症化することもあるので十分な予防が必要です。

③シラカバ花粉

シラカバ花粉は主に東北や北海道に多く、4月から6月頃まで飛散します。北海道では、スギやヒノキなどの花粉症は発症が少ないようですが、そのかわりシラカンバの花粉症が近年増加傾向にあるようです。

⑤カモガヤ花粉

カモガヤ花粉は5月から8月に長く飛散します。イネ科の雑草のため道端や公園などによく見られます。河川敷などの大量に生えていることがありますので、この時期には近づかない方がいいでしょう。夏の花粉症の代表的な原因アレルゲンです。

⑥その他
その他にも色々な花の花粉が原因のアレルゲンが報告されています。その一部を紹介します。
 ・ウメ花粉・サクラ花粉・イチゴ花粉・タンポポ花粉・オリーブ花粉・アカシア花粉・ヤナギ花粉・モモ花粉・バラ花粉・リンゴ花粉・アカマツ花粉など。

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夏から秋

①ブタクサ花粉

秋に多いと言われているのが、ブタクサなどキク科の花粉です。セイタカアワダチソウと勘違いされることもあるので、気を付けましょう。
ブタクサは、イネ科の花粉と同じ「草本花粉」です。他の花粉と違い、北から南へピークが移っていきますが、北海道と沖縄では分布が少ないようです。草本花粉は低い位置で生息するため風に乗りにくく、飛散距離が短いので、植物が生えている場所に近づかなければ予防できますね。

②イネ花粉

イネ花粉の飛散時期は実に2月から10月頃までと、期間がとても長いです。イネ科の雑草と同じ扱いをされることもあります。杉戸同じような症状に加え、皮膚のかゆみも出やすいです。秋になりお米の収穫時期になると、たくさんのイネ花粉が飛び交います。ただ、飛散距離は短いので、田んぼや河川敷などイネ科の植物が生えている場所には近づかないようにしましょう。

③ヨモギ花粉

ヨモギはキク科の多年草です。葉の裏が白く見えるというのが特徴の薬草で、過去から様々な場面で重宝されていました。セリ科の植物や、その他のメロンやりんご等に対して果物過敏症を起こすこともあるので注意が必要になります。

④カナムグラ花粉

カナムグラは、繁殖力の強い雑草で秋によく見られます。道端の荒れ地、林の周辺など、全国に広く分布しています。花粉の量は多くはありませんがピークは他の花粉より長いです。カナムグラの汁にさわると皮膚のかゆみなどのアレルギー症状を起こすことがあります。カナムグラ花粉症の人がメロン、スイカ、セロリ、ニンジンなど特定の食べ物によって、口腔アレルギーの原因となることも多く、唇の腫れやしびれ、喉や口の中のかゆみ、顔面が腫れたり呼吸がしづらく感じるなどの症状が起こる可能性があるそうです。

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地域ごとのピーク

スギ花粉
● 北海道・・・3月〜5月
● 東北・・・2月〜6月(2月中旬〜4月は飛散量増加)
● 関東・・・1月〜5月(2月〜4月は飛散量増加)
● 東海・・・1月〜4月(2月中旬〜3月中旬は飛散量増加)
●関西・・・1月〜4月(2月〜3月は飛散量増加)
● 九州・・・1月〜5月(2月〜3月は飛散量増加)
ヒノキ花粉
● 北海道・・・5月〜6月
● 東北・・・3月〜5月(4月頃は特に飛散量増加)
● 関東・・・2月〜6月(3月〜4月は飛散量増加)
● 東海・・・3月中旬〜4月(4月は飛散量増加)
● 関西・・・2月〜4月(4月は飛散量増加)
● 九州・・・3月〜5月(3月〜4月上旬は飛散量増加)
シラカバ花粉
● 北海道・・・4月中旬〜6月
● 東北・・・4月〜6月中旬
カモガヤ花粉
●北海道…5月~9月
●東北…3月下旬~10月(5月下旬~6月上旬は飛散量増加)
●関東…2月中旬~12月(5月~6月下旬は飛散量増加)
●東海…3月下旬~10月
●関西…2月中旬~11月下旬(4月下旬~5月下旬は飛散量増加)
●九州…2月~11月下旬(4月中旬~6月中旬は飛散量増加)

ブタクサ花粉(イネ科)
● 東北・・・8月〜9月(9月初旬頃は飛散量増加)
● 関東・・・7月〜12月(8月中旬〜9月は飛散量増加)
● 東海・・・8月中旬〜10月中旬
● 関西・・・8月下旬〜11月中旬(9月中旬は飛散量増加)
● 九州・・・8月〜11月初旬(9月下旬は飛散量増加)
ヨモギ花粉
●北海道…8月~9月
●東北…8月~10月(9月上旬は飛散量増加)
●関東…7月~11月(9月中旬は飛散量増加)
●東海…8月~10月
●関西…8月~11月
●九州…8月~11月
カナムグラ花粉
●東北…8月下旬~10月下旬
●関東…8月上旬~11月下旬(9月~10月末は飛散量増加)
●東海…9月~11月上旬
●関西…9月~11月下旬
●九州…8月下旬~11月初旬
(政府広報オンラインより)

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花粉症の対策

3大ポイント
① (花粉を)吸わない
② (花粉を)浴びない
③ (花粉を)持ち込まない
★外出時の対策
マスクやメガネを着用し、花粉を体内に入れないようにすることが重要なポイントです。また気象庁などが発信する花粉情報もチェックし、あまりに飛散が多い日は外出を控えるのも方法です。
服は花粉が付きにくい素材を選びましょう。静電気スプレーも有効です。
★外から帰った時
帰宅時は家へ入る前に衣服を払い、付着した花粉を室内に持ち込まないように気をつけできるだけ部屋に花粉をいれないようすぐに着替えましょう。手洗い、洗顔、うがいは念入りに。
★家での対策
花粉量が特に多い日や時間にはできるだけ窓は開けない。網戸に花粉防止スプレーをしておくとよいでしょう。
洗濯物や布団も外に干すのは避けましょう。空気清浄機や加湿器で花粉を抑えられるような環境にしましょう。
★花粉症対策アプリ
花粉予報のスマホ用アプリも最近では出ています。自分がいる場所の花粉の量やこれから行く場所の花粉の量が分かったり、予報もしてくれるべんりな機能もあるようです。利用してみるのもいいでしょう。

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花粉症対策の食べ物は?

【軽減させる食品】
★ミントガムにはリラックス効果があります。咀嚼運動には鼻づまり緩和効果があるそうです。ミントガムに使用されているペパーミントにはミントポリフェノールが 含まれていて鼻づまりや鼻のムズムズ感、くしゃみなどを抑えてくれます。ミントガムを噛むと鼻の粘膜に直接作用して呼吸を楽にしてくれます。
★ヨーグルトなどの乳酸菌は花粉症になる前に食べる予防食品です。ヨーグルトに含 まれる乳酸菌には整腸作用があり、腸内環境を整え免疫力の活性化することにより体質改善をして花粉症を予防します。即効性は期待できないので毎日食べるようにしましょう。
★トマトやレンコンなどの野菜にはポリフェノールが含まれています。レンコンには 免疫・ 抗酸化作用、食物繊維が豊富なので整腸作用もあります。トマトの皮には抗アレルギー作用があり ます。※非加熱トマトの場合アレルギー症状が出ることがあります。
★納豆などのにがり製品 納豆にはアレルギー緩和や粘膜修復作用があります。にがりには花粉症緩和の効果があります。
★青魚に含まれるDHAやEPAは花粉症の原因となる「ヒスタミン」を抑える働きを持っています。花粉症の時期には、動物性の脂質の摂取を控え、青魚を意識して食べるとよいでしょう。
★ハーブティーの中でもリラックス効果の高い人気のレモンバームやカモミールは、高い抗アレルギー作用も期待できます。ハーブ類は全般的に抗酸化作用の高いポリフェノール成分が多く含まれていますが、なかでもレモンバームに多く含まれる「ロズマリン酸」は、アレルギー症状のもととなるヒスタミンの分泌を抑える働きが高く注目されています。

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まとめ

こうしてみると、1年中色々な花粉が飛散していますね。風邪を引いた?と思う前に症状を見て花粉症も疑ってみてください。症状が悪化する前に治療を受け、対策していきたいですね。

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